競走馬引退から乗用馬へそして、これから
サラブレッドの放牧

放牧中心の生活になるといい

TeRry Kajie

私がアルバイトをさせていただいている乗馬クラブの乗用馬たちは、けがや加齢が原因で騎乗レッスンをお休みすると馬房清掃の時間や一日1回の軽い運動以外はずっと自分専用の馬房で過ごすこととなります。

馬は草食動物のため、自分の馬房で過ごすことがほっとできて安心なはずです。

ですが、時々は広い放牧場を歩き回る、駆け回る、青草をつまんで食べたり、広い場所で自由に過ごしたいだろうなと馬たちの様子を見ながら感じています。

乗用馬として馬房で一生を終える

夕方まで騎乗レッスンをいつもと変わりなくこなし、次の日の朝までに息を引き取る高齢馬もいます。

寂しいですがやっと自由になれたことに安堵をします。

泣くだけのことをしてあげられなかったことに反省しかありません。

言い方を変えると、泣くだけのことをしたのかと自問自答をします。

ABOUT ME
おばちゃん厩務員
おばちゃん厩務員
ウマ甘やかし隊
地方の乗馬クラブで厩務作業アルバイトをしています。
私の先生は、乗用馬として働く引退競走馬のサラブレッドたちと
乗馬クラブのPR活動をしている道産子とミニポニーの合わせて約100頭の馬たちそれぞれです。
欧米のプロフェッショナル厩務員「グルーム」さんたちの馬愛と
お世話技術に近づけるよう毎日が学びの連続です。
馬たち全頭に最期まで快適に過ごしてもらうことが心からの願いであり目標です。
ある乗馬クラブでの馬たちの日常をお伝えさせていただきます。
記事URLをコピーしました